「仮説」を考える

「仮説」を考える

 ○仮説とはなんだろうか
  今までのいろいろな経験的知識に基づいて考えられる「仮」の説明または理論。
  だが、正しいかどうかはわからない。

 ○仮説を実験で確認する
  ・正当性、普遍性の確認
 
現在までの経験による状況・条件 …… L1
変化の過程 …… L2
全く異なる状況・条件 …… L3
10段階でL1、L2、L3が仮説との合致性Aを判断してみる。
A=1〜10(大きい方が合致性が高い)
L1 A1 1〜10
L2 A2 1〜10
L3 A3 1〜10
合 計
Aで仮説による実験の結果を確認してみる


 ○仮説による「原理」の抽出
  「原理」は高度に抽象化され、実験で検証された仮説。
  いくつかの特徴をあげると
 
定量的 それぞれが基準となり「原理」の判断とする
簡潔的
普遍的
根本的
応用的

 しかし、100%であることはないであろうと考えれば全ては「近似」という考え方が適当になる。とすれば「理論」の多くは「原理」の「近似」または「仮説」ともいえるのではないかと考えられる。

扶桑鉄工 テクニカルレポート

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