企業連携「川口青木テクノビレッジ」は2001年10月にグループ化し、
2004年5月1日に「(有)川口・青木テクノビレッジ」に変更しました。

 活動概要

川口青木テクノビレッジは、埼玉県川口市青木地区の機械、金型業者を主メンバーとした企業連携グループです。
各メンバーは、自ら受注するか、仲間から提示された価格、納期に合わせて応募、採用されたところだけが成果を上げる「トップランナー方式」で厳しく運営しています。
現在、参加メンバー企業は18社ですが、協賛得意技企業、約150社とも連携しており、合計160社以上で広範な業務を小回りを利かせてこなしています。
さらに、「21世紀金型会」など広域の企業連携グループおよび関連企業とも連携しています。現在、月間受注件数 約100〜150件。

グループの特徴

設計能力を持った企業、協賛する設計事務所を動員して、開発的な仕事、設備の修理、改造、レトロフィットなど図面の無い仕事も設計から受注できます
技術打ち合わせ力、受注力のある工具店、工作機械商社も参加して、受注の“呼び水”体制も並行しています。
広範な仕事を「ワンストップ・サービス」でこなすことが可能です。協賛得意技企業も動員すれば、機械設計、電気設計、各種素材、鋳造、機械加工、表面処理、熱処理、測定、材料分析、組立調整、電気制御、電動サーボ制御、コンピュータ制御、2D・3DCAD/NCプログラミング/CAEなどの技術を活用できます。
メンバーに、ISO9001取得企業が複数参加しており、元請けとして「ISO準拠の品質保証」をすることもできます。

グループへの参加資格

各社が、グループ企業の設備、技術を、あたかも自社のもののように動員して、仕事の領域を広げて、顧客に提案し、元請けとして受注活動をします。参加すれば仕事を貰えるだろうと口を開けて待つだけのヒナ鳥習性の企業の参加は断ります
グループ内の情報伝達、交換、図面の受発信などは、すべて、グループウエア(ASPからレンタル)を使って行うので、ITの活用に積極的に挑戦してもらいます。出来ない企業には教育しますが、挑戦しない企業の参加は断ります。

活動内容

メンバー各社が元請けとなって、グループ全体で出来る仕事の受注活動を行い、受注したら、他メンバーの設備、技術に応じて仕事を分配するか、グループウエアで公募します。
その時、仲介のマージン、金利などはビジネスライクに加算し、メンバー内の価格、納期はスピード優先で原則指値とします(阿漕なことは長続きしないということを認識します)。
環境変化は非可逆的に進み、低価格化時代、スピードを上げて、新しい仕事を取り込み、量をこなさねば付加価値を稼げなくなっている認識で、連携(企業間、産学官など)はそれを実現する手段とします。
グループウエアで引合い情報を原則公開する。メンバー各社が、親鳥習性で受注活動をすることで、相乗効果で受注を拡大します。今後、設計力を強みとして、自家製品メーカーに準じる受注を促進します。
情報の共有、グループウエアによる電子掲示板、ナレッジベース、メール。各社の概要紹介、設備紹介、得意技術紹介、連携得意技企業の紹介、引合い情報、受注実績(図面、写真付き)、技術資料、カタログ(勉強会などで収集した資料)、経営情報、他のDBとのリンク、意見交換(電子会議)、など。
勉強会情報交換を毎月各1回、経営部会、技術部会で、メンバー間あるいは外部の専門家、業者を呼んで、最新情報を聞く。企業単独では、なかなか出来にくいが、グループで場を設けて行っています。



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